良い環境、雰囲気を作っていくのも
自分の役割のひとつ。
中野 博Hiroshi NAKANO
- 役職
- 取締役 工事部長
- 担当業務
- 施工管理
- 生年月日
- 1968年2月22日
- 性格
- 温厚・負けず嫌い
- 趣味・特技
- サッカー、バイク
- 好きなもの
- エンジンで動くもの
――カミヤプランニングに入社したきっかけは?
今年(2016年)の12月で12年になります。以前は内装の仕事と運送会社に勤めていました。
入社のきっかけは、子どもが通っているサッカースクールで指導者をやっていて、そのときに社長の息子さんたちもサッカーを習いにきて、社長から声をかけてもらいました。社長は地元の先輩なので「何やっている~」っていう話の中から、「最近、仕事暇ですよね~」「じゃあウチ来るか?」という話になり、社長も良い人で建築業は嫌いではなかったので、「お世話になります」という感じです。
――今、やっている仕事を具体的に教えてもらって良いですか?
職人さんの段取り、現場の管理、材料の配送などです。
物件に関して、必要な職人さんに依頼していくのが、職人さんの段取りですね。職人さんの中には1人でやられている方もいれば、2人や、4人でやっていたりする方もいるので、建物などのバランスを見ながら調整していきます。
実際は天気に左右される仕事なので、その場その場で変更していくこともあります。いつも職人さんの数と仕事の量がマッチしないんですよね。。
――お客さんと接することに関しての楽しさ、嬉しさっていうのは?
やっぱり、自分が段取りした現場に入ったときに、別に言葉は言ってもらわなくて良いんですけど、職人さんが明るい顔をしていたり、現場の雰囲気が良かったりしたときは、自分も「あぁ良かった」って思います。良い雰囲気を作っていくのも、自分のひとつの役割だと思うので。
――辛かったことは?
朝早く起きて、あの現場に行ってくれとか、夜遅くまで仕事してこれを仕上げてくれとか、そういうのはあまり苦にならないんですよ。でも、仕事がなくて、職人さんの手が空いている状態というのが1番苦しいです。
――会社に入って感動したことは? やりがいは?
社長を持ち上げるわけではなく、社長は色々な情報を色々なところから仕入れて先のことを考えているんですよ。この先どうなるかを凄く考えていて、自分たちが思わないことを考えながら、実行に移すんです。あまりにも自分たちとギャップがあって、自分たちはついていけずに、いざそういう場面に直面したときに、そういえば1年前に社長が言っていたなとか、2年前に社長が言っていたなとか、それを感じた時が1番感動したというか、驚いたというか。いやいや凄いなと。
――仕事をするうえでこだわっていることは?
「基本は基本」ということですね。それが出来ないと良いものって絶対に出来ないと思うし、やっぱり基礎が大切なんだなと。サッカーと同じですね。
――他社にくらべて力を入れているところは?
他の会社と比べてうちは、かなり安全面を重要視していますね。
職人さんからしてみたら、実際に仕事をやろうと思うと面倒だと思っているかもしれませんが、安全面を考えてくれていることは凄く助かっていると思うんです。
――若い人たちへメッセージをお願いします。
仕事でも趣味でもいいんですけど、一緒に何かをやってくれる仲間が必要。その人の魅力というか人間性を磨くのが大事かなあと。
――今年も若い新人さんが入りましたね。
そうなんです。15才の新人くん。大人数でも無いから社長との距離が近いのはカミヤプランニングの良いところかと思います。もちろん、アドバイスも激励も近ければ、怒られたりも近い(笑)。僕はそんな環境が好きですし人が育つ環境なのかと思います。がんばってほしいですね。
――休日は何をされていますか? 趣味は?
地元サッカーチームのコーチ。趣味はサッカー、バイク、マージャン・・・etc。何でもやります。
――刈谷はどんな町ですか?
地元・刈谷から出たことも他の地域に住んだこともない。運送会社をやっていたときも、この地元でやらせてもらったし、刈谷で自分は育ってきたぞっていう想いはありますね。 刈谷っていうのは自動車メーカーのトヨタがメインで、そういう頭ではあるんですけど、やっぱり他の企業も頑張っているし、サッカーも盛んなので、全体的に盛り上がっていければなと。
――刈谷で好きな場所、オススメの場所は?
刈谷市総合グラウンドですね。体育館もあって陸上競技場からジムからプールまでスポーツ施設が揃っていて、なおかつ芝生もひかれていて、子供も遊具で遊べるし、大人も走ったり芝生でフットサルしたり色々なことが出来るので、お勧めはそこですね。
――カミヤプランニングでの目標は何ですか?
地元サッカーチームの指導をボランティアで楽しみながらやっていて、それは地域貢献になると思うし、地域に密着するということだと思うんです。建築とサッカーでは違うんですけど、人との関わりかたとしては地域密着なので、それが1番だと。
独立して何かをしようとか、偉い役職についてやろうっていうのは一切ないんです。カミヤプランニングのなかでバランサーの役割が出来れば良いいと思っています。
――スポーツの繋がりって面白いですよね。
そうなんです。仕事に直結するわけでは無いのですが、会社からも地域貢献の一環として活動は自由にさせて頂いてます。サッカーの指導とは別にフットサルもずっと続けてて、チーム名を「FC KAMIYA P.net」にしたんです。今は50人くらいのメンバーで毎週木曜の夜に活動中なんですけど、自分の教え子とかも参加してくれていて、20~50代くらいまで幅広い繋がりが楽しいですよ。
この間はメーカーさんのゴルフコンペで出会った方と今度サッカーやフットサルを一緒にやりましょうとか、どんどん広がったりしますし。サッカーの教え子達が県大会とかで活躍してたりするのを見聞きするとスポーツに関わってて良かったなぁって思います。
――尊敬する方はいらっしゃいますか?
親父ですかね。一生懸命働いてきた親父とおかんを見てきて、自分に子供ができて一家の主になったときに凄いなと感じました。弱音は絶対に吐かないんですよ。10年ぐらい前に1回親父が倒れて、1回心臓が止まってまた生き返ってきたんですよ。なんだかんだ言ってまだ歩いているんです。普通なら片方の目が見えなくなってもう駄目だとか、悔しいとか弱音を言うと思うんですけど、まったく言わないんですよ・・・。これは親父には勝てないなと。自分も同じ状況で同じことは言えないと思うので。
――目標ですね
いや、なれないです(笑)
――カミヤプランニング20周年。さて、あなたの10年、20年後は?
というよりも自分の10年後はもう老後?(笑)と考えると・・・
神谷(とし)、浅野達や、看板娘達、これから入ってくる若い人達が10年後、20年後になった時がどうなってるか、実際自分はその時の為に出来ることの下地を造ることが出来ればいいなぁと思っています。
未来の夢が見れない若い人が多いと言われる中で、自由に。でも責任をすこしづつかも知れないけど、背負ってかなきゃならない。ほんとに楽しみですね。