――アジャストに入社したきっかけを教えてください
もともと、僕は静岡で鉄鋼の仕事をやっていました。そのとき兄貴(佐藤達美)はサイディングの仕事をやっていて、兄貴から仕事を手伝って欲しいということを言われたのがきっかけです。鉄鋼の仕事は労働条件があまり良くなかったので、それで兄貴を手伝ったほうが条件が良いって言われたんです。
――サイディングに関しての知識はありましたか?
車の部品だったり、鉄鋼ばかりやっていたので全然知識はありませんでした。
はじめは仕事に興味があったと言うよりは、ほんと兄貴に呼ばれたっていうほうが強いです。
成人式を静岡でやったから、21歳のときですね。この仕事にたずさわってもう22年ぐらいになります。
――サイディングという仕事のやりがいは?
時々、仕事向かう途中に車で走っていて昔自分がサイディングを貼った家があると、隣に乗っている片山君や後輩に「これ俺らが何年前に貼ったやつ」って言って教えるんだけど、それがいつまで経っても綺麗だと凄いなと思いますね。嬉しいです。
――辛かったことは?
それも同じなんですけど、昔サイディングを貼った家を通りかかったとき、板が張りかえてあったりするとガックリしますね。
――言われて嬉しかったことは?
現場を仕上げた後、たまにお客さんから「また今度何かあったら頼むね」って言われることがあるんですよ。それは嬉しいですね。近所の人にも紹介するとかも言ってくれたりします。
――仕事するうえでこだわりは?
後輩たちに関しては、尊敬してもらって「凄いな」って思われたいし、中野君とか島本君とかには迷惑もかけたくないので、サイディングに関してはいつでも綺麗に仕上げなきゃいけないなと思っています。
――そのために意識することは?
若い衆を使っていると、いい意味でも悪い意味でも任せてしまうんですよね。特に工期が絡んでくると、任せっきりになってしまうので、最終的にチェックを怠らないように、責任者として自分がちゃんと見ないといけないなと思っています。
――今後、どんな目標がありますか?
また4月ぐらいに若い子が入ってくるので、それに向けて片山君たちの教育も必要になってくるので、その指導をちゃんとしないといけないなと感じています。
――こういう風に育てたいというのはありますか?
1から10まであったら、全部僕らに聞かなくても何でもできるようになってもらいたいし、逆に僕がやったことに対し、駄目だったら駄目って言って欲しいです。やっぱり僕が良いと言うとどうしてもその通りにやってしまうので、僕も注意するし、向こうにも注意して欲しいんですね。
――カミヤプランニングとアジャストの今後について
カミヤプランニングの下にアジャストがあるので、最終的にはアジャストに人をもっとたくさん入れて、今いる職方さんたちとも仲良く一緒にやりながら、メインはアジャストでやっていきたいなという想いはあります。
――尊敬する方は?
兄貴ですね。
――お兄さんのどのようなところですか?
ちょっと僕がわからないところでも、直ぐに答えを出してくれますね。駄目なものは駄目って言ってくれるし、それが何で駄目なのかも説明してくれて、それに対して凄いなと思います。
――お休みの日は何をされていますか?
ソフトボールが多いですね。兄貴に誘われて同じチームでやっています。リーグ戦が始まればほとんど毎週のように試合しています。
ポジションはファーストです。シーズンが終わると打率がみんな出るので、去年、打撃が全然ダメだったので、今年はベスト10には入りたいですね。